善意で敷き詰められている

脈打つ大地の檜皮色/君の好きなグリーンでもっとハイになって

僕には簡単じゃない日々のこと

※この記事は最終的に「透明人間」(東京事変)を爆聞きしながら清書されています。

 

 

最近の日々について語ろうとすると口が重くなってしまう。それは、自粛期間から今まで、私は不幸せだっただろうか?と思うと、考えが行き詰まってしまうからなのだった。

ライブが生で見られなくて悲しい、けれど本数で言えば、配信がなかったころよりもずっと高頻度で見ることができている。

思うように推しを応援できなくて悲しい、けれど推しは配信や創作や動画やありとあらゆる手段を使って私たちを喜ばせようとしてくれていて、やっぱり推せるなあと実感できることばかりだ。

推しに直接会ってからもう10カ月近いのが悲しい、けれど推しの所属する事務所は代替手段を多く企画してくれていて、結果私には今日も推しから電話が来た。先日はお互い顔を見ながらの通話も叶った。

ありがたいとしか言いようがない。「月に1回くらい新幹線と電車を乗り継いで」現場に行っていた自分にとっては過ぎたるくらいの話で、なんならクレカ引き落とし額も爆上がりしていて、自粛#とは なんなのか、失ったものと得たものは何なのか、よくわからなくなって思考がぼんやりしてしまう。

 

いつまで続くかわからない。だれも正解なんか知らない。でも考えて考えて当座の解を出さねばならない。そのうえで、自分の出した解が、いつでもひっくり返りうるという覚悟と諦念が要る。

……自分が今の暮らしで、なんなら仕事でもしんどいのはそのあたりです。何かを決めるのがとても難しいこと。それなのに、一度「決めた」と思ったことが全然決まり切らないこと。もういろいろなことがわかりやすくなるまで全部放棄して寝て暮らしたくなってしまう。けれどそれはできない。いやそう決めさえすればできるのかもしれない。でもできない。なぜって絶対に時間は過ぎるから。

 

だから私は、覆る覚悟をもってでも何かを決めていこうとしている姿が好きだし、

客入れが徐々に再開されることで、自分が「行けない」人から「行かない」人になるのは甘んじて受け入れようと思ったし、

今その一部を中止とせざるを得なくなっていることが、本当に悲しいって思ってる。思っていたい。

今この状況下において、「正しい判断をする」ことなんてこの世の誰にもできないって思うから、

「最良の決断を目指して頑張る」と言ってくれた推しのことが、

私は、ものすごく信頼できるのだ。

 

 

パシフィコのソロで見てから、「New Sunshine」の冒頭の振付が特に好きだ。グッと身を屈めて、おそるおそるのように顔を上げて、目の上に手を掲げて客席を見回す。顔がパアッと笑顔になる。そのときにおそらく推しの目には、茶色の海原が映っているのだろうと思えるから好きだ。どんなオタクでいたいか考えるときに自分が思い浮かべるのはいつもその光景だ。正しくOne of them でありたい。目に映る茶色い光の確実な1本でいたい。

私って気づかなくていいから、いや気づいてほしいと思ってしまう日もきっとあるだろうけれど、それは本質じゃないってちゃんと言い切るから、

私のぎこちない振り方のキンブレを、推しの視界の端に入れられる日が、早く来ますように。

 

いやーーーやっぱり文章にするとご立派になってしまうな! 本音でないとは言わないけど、「この先本音にするつもりの本音」だな! 

ほんともうなんとか早めに光明が差してほしいよ、「苦境を乗り越えると信じている」と「苦境を味わっている姿を黙って見ていられる」は全然違うことなんだよ~~~しなくていい苦労はしてほしくないんだよ。できることはなんでもしようとしてくれる人がなす術がなくて泣くようなことはもう起こってほしくないよォ~~~~;;;;;;

 

でももう書いちゃったからやるぞやっていくぞ、がんばりましょう!!!!!!*1

 

以上です。

 

*1:GALAXY.5 生配信の薄桃さんの挨拶とても好きでした。リスペクト